PREVENTIVE DENTISTRY予防歯科

PREVENTIVE DENTISTRY予防歯科

定期検診、メンテナンスを重視した “いいはしデンタルクリニック”

当院は定期検診、メンテナンスを重視した歯科を行っています。

どんなによい治療を行っても、治療後の管理・メンテナンス(維持)がおろそかになると、
確実にむし歯や歯周病が再発、進行いたします。

当院は高いレベルで治療を行うだけでなく、治療後には美容室や行きつけのお店に行くような感覚で、
定期検診とメンテナンスに気軽に通える歯科医院を目指しております。

健康面での一番の後悔は、
「歯の定期検診を受ければよかった」

平成24年11月22日に発行された一般雑誌のPRESIDENTにて以下のような記事がございましたのでご紹介いたします。

[歯の定期検診を受ければよかった] が一番の後悔 55歳から74歳までの男女1000人を対象に「リタイア前にやるべきだった後悔」の中で、健康面での第1位は 「歯の定期検診を受ければよかった」 とのことでした。

健康面での後悔の中でなぜ1位が歯科なのでしょうか。

まず『たかが歯のこと』 と簡単に考えすぎている方が多いように思います。

失って初めて後悔することになる

日本はそのような傾向が高いせいもあり、『痛みが取れたらおわり』『とりあえず困っている部分が解決したらおわり』といった、いわゆる 『その場しのぎ受診』 をされる方が多いように思います。 ご気分を悪くされる方もいらっしゃると思いますが、 皆様の健康のため、はっきりと申し上げます。

このような傾向にある方の歯は残りませんし、失って初めて後悔することになると思います。失って初めて気がつく当たり前という大切なもの 歯は失って初めてその大切さに気がつきます。 当たり前に存在しているものは、ついついぞんざいに扱いがちです。

しかし当たり前という存在は、失って初めてその大切さや重大さに気がつくものです。 歯もそのひとつではないでしょうか。歯を失って最も困ることは食事の楽しみです。 『入れ歯を作れば食べられる』 そう簡単にはいきません。 歯科の教科書や歯科関係の国家試験に出題される有名な内容があります。

入れ歯では、ご自身の歯と同じようにはいきません

入れ歯では天然歯の20%以下しか噛むことができない 歯科医なら誰もが知っていることです。

ましてこれは保険外のきちんとした入れ歯での話です。

日本の健康保険で作ることができるプラスチック製の入れ歯は、海外では『治療用義歯(簡単に言えば仮歯)』です。入れ歯ではご自身の歯と同じようにはいきませんし、まして学術上の治療義歯ではなおさらです。

健康保険で作る入れ歯では、ご自身の歯のように満足に噛める入れ歯は存在しません、とはっきり申し上げます。

入れ歯では満足な食事はできません。

IMPLANT TREATMENT歯を作ることより失わないような努力を

インプラント治療のメリット、デメリット

入れ歯の変わりに行う治療方法の中にインプラント(人工歯根を植えて差し歯を作る方法)があります。インプラントは一時、第2の永久歯と呼ばれ、夢の治療とまでいわれました。

しかし近年、トラブルも多く抱える治療としての側面が有名になりすぎて、怖さが強調されるようになりました。
実際には慎重を期することで防ぐことができるのですが…。

確かに永久歯のように噛めるという大きな利便性があるものの、安易にやるとトラブルになりやすい治療といえるため、当院では慎重を期して治療を行っております。ですがインプラントは治療費も多くかかりますし、あくまでも人工物ですので、ご自身の歯に勝るものではありません。

歯を失わないための最大の近道

当院は歯を作ることよりも失わないよう、医院側、患者さま側、双方で努力していくことを理想と考えております。

大切な歯の定期検診と予防処置 歯を失わないための最大の近道は 『歯の定期検診』です。可能な限り治療にならずに済むことが 最も健康と経済面への恩恵につながります。

特に当院では3ヶ月に一度の定期検診を推奨いたします。理由は以下の通りです。

統計的に1カ月おき、2カ月おき、3ヵ月おきに歯の検診とクリーニングを受けている方の歯の喪失率が最も低く、1~3ヵ月の間で差がないこと

統計を考慮すると、来院の手間が少ない3ヵ月おきで良い

むし歯が進み、次の段階になるまで平均すると6ヶ月程度といわれている

早期発見であれば次の段階に進んでおらず、治療が簡単に済み、歯の保存につながる メンテナンスで予防処置を受けている場合、初期のむし歯が何年も進行しないこともあるが、放置の場合、たった1~2か月で神経を取るしかない状況まで進行することもある。

あくまでこれらの平均であるため、初期のむし歯でもあなどらずに定期的にチェックした方がよい。
*むし歯を放置すると次の段階に進むため、段階が進むほど治療が大変になり、費用も時間も余計にかかる上、歯に対してのダメージも大きく、歯が残らない可能性が高まる

3ヶ月以内に着いた汚れは比較的除去することが簡単

クリーニングを受ける際、簡単に終わる上、歯周病の進行を防ぐことができる
*歯科治療で大変な思いをせずに済む

TREATMENT INTERRUPTION患者さまが最も損する治療中断

治療の中断は患者さまに何のメリットもありません。
一度中断してしまうと面倒になってしまい、そのまま放置してしまう気持ちもわかりますが、症状は進行する一方ですし、治療費も治療時間も治療回数も、さらに余計にかかってしまいます。

治療が大変になれば費用もかかりますので、得をするとすれば医療機関が診療報酬を稼げることでしょうか。 しかし当院はそんなことを望みません。 当院が目指すところは、『患者さまの健康に寄与する医院』 になることです。 治療中断の患者さまにはお電話や葉書などで治療の復帰をお願いするお知らせをしておりますが、うっとうしくてもできる限りご覧になり、応じてくださいますと幸いです。

当院も、「断られたり、邪魔者扱いされたらどうしよう」という不安な気持ちを持ちながらお知らせしています。お知らせするのには、とても勇気がいることなのです。

それにスタッフ総出で診療時間外に時間を作り、案内を作成しております。プライベートの時間を削り、遅くまで残業をすることは、患者さんへの思いがあり、その思いが皆を動かしている以外、何物でもありません。

それでも開院以来それをつづけているのは、 「患者さまの健康のため」という当院の信念からやり続けています。どうか患者さまも勇気を出して治療を終わらせてください。きっとご自身の歯の健康や全身の健康へとつながるはずです。

AIR FLOWエアフローによるメンテナンス

先進的なクリーニング技術「エアフロー」

当医院では、エアフローによるメンテナンスも導入しています。

エアフロー(AirFlow)は、歯科治療において使用される先進的なクリーニング技術です。この技術は、水、空気、および特殊な粉末を組み合わせて、歯の表面からプラーク、バイオフィルム、およびステインを効果的に除去します。以下に、エアフローの内容とそのメリットをまとめます。

エアフローについて

装置構成: エアフローは専用の装置を使用します。この装置は、圧縮空気、水、およびバイカーボネートパウダー
(もしくは他のクリーニングパウダー)を混合して、高速で噴射します。
操作方法: 歯科医師または歯科衛生士が、装置のノズルを患者様の歯に向けて噴射します。噴射されるミストが、
歯の表面に付着したプラークやバイオフィルムを効果的に除去します。
治療範囲: エアフローは、歯の表面だけでなく、歯と歯の間や歯周ポケット内部のバイオフィルムも取り除くことができます。

エアフローのメリット

効果的なクリーニング エアフローは、手用スケーラーや超音波スケーラーよりも効率的にプラークやバイオフィルムを除去できます。
また、歯の表面を傷つけることなくステインも取り除くことができます。
快適な治療体験 エアフローは、患者様にとって非常に快適な治療方法です。
噴射されるミストは柔らかく、痛みや不快感をほとんど感じることなくクリーニングを受けることができます。
時間の短縮 エアフローを使用することで、クリーニングの時間を大幅に短縮できます。
従来の方法と比べて、短時間で広範囲のクリーニングが可能です。
予防効果の向上 定期的にエアフローを使用することで、プラークの再形成を抑え、歯周病や虫歯の予防効果を高めることができます。
多様な使用用途 エアフローは、日常的な歯のクリーニングだけでなく、インプラント周囲のメンテナンスや矯正治療中のクリーニングにも有効です。

エアフローは、患者様にとって快適で効果的なクリーニング方法であり、歯科医院にとっても効率的な治療を提供できるため、非常に有用な技術です。

このようにエアフローは、矯正治療や歯周病治療との相性がいいため、当医院では、着色の多い方、矯正装置やアタッチメントの間に汚れが多い方、歯周ポケット内の特別な洗浄が必要な方に使うことで、高い効果を得られています。

従来のクリーニングの方が適切な患者様もいらっしゃるので、一人一人の口腔環境に合わせて、施術を行っています。

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