緊急事態宣言に対する基本休診の対応について

政府の緊急事態宣言に伴い、

4/8〜4/21間の2週間を〈基本休診〉とする対応をさせて頂きます。

<対応の目的>

1.患者さんおよび従業員の外出、接触を防ぎ、感染拡大を防止すること

2.医療資源のマスク、グローブ、ガウン、キャップなどを、歯科での使用を延期することで、今すぐ緊急に必要な現場である、コロナウイルス治療の最前線で戦う医師や看護師への供給がされやすい環境を作る

本来は通常通りの診療をさせて頂きたいのも本音としてあります。
とても苦渋の決断ですが、以上の目的を最優先にした場合に、従業員一同の話し合いの元、これが最善の対応という決断をしました。
私も含め、当院の従業員およびその家族は、元気が有り余っているくらいで、コロナを吹き飛ばすくらいの気概ですが、やはり「念のため」を考えた場合、断腸の思いですがこのように決断しました。
基本休診としたのは、応急対応だけは、少人数のスタッフと連携を組み、

出来る範囲でやると決めましたが、ほとんど従業員がいない環境なので、普段のような診療は出来ません。
また、エアロゾルが発生しない(削るなどは一切しない)、薬を渡したり、薬を塗るなど限定した簡易処置に限った急患対応だけ、受け入れ時間を最大限短縮して、という事で考えております。


従業員は安全のため基本的に自宅待機、患者さんも集まらないように、を心がけた対応を決めました。
上記の期間に予約がある患者さんには、4月7日に可能な限りお電話をさせて頂きましたが、時間に限りがあり、4月13日~20日までの予約の方にはお葉書を送る対応となってしまいました。

大変申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

① 対応可能と考えられる内容
・ 歯や歯ぐき、入れ歯などの痛みに対して薬を塗る、薬を出すなど

・ 矯正器具の調整や水しぶきや粉塵の発生を伴わない装着、除去など

・ 一定距離を保って、マスク着用の上での説明など

・ 術後の消毒、縫合糸の除去など

② 現状では控えなければならない内容と考えているもの

・  歯や歯ぐき、入れ歯などの痛みに対して、削る、磨くなど、水しぶきや粉塵が発生する治療行為全て 

・ 歯周基本治療、定期メインテナンスなど、超音波や電動ブラシなどの器具を必要とする治療行為全て

・ その他エアロゾルが発生したり、医療資源を多く消費する内容

以上を基準として応急対応等を実施しますのでよろしくお願い申し上げます。

日取りは以下の通りです。

4月9日 9~13時 15~19時

4月11日 9~13時 14~16時

4月13日 15~19時

4月17日 15~19時

4月18日 9~13時 14~16時

以上となりますが、皆さまにご不便をおかけします事をお詫び申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。

通常診療の再開は4月22日(水)を予定しておりますが、状況により判断を変更する場合もございます。その際は当院ホームページおよび医院正面の貼り紙を更新いたします。

患者様におかれましては、御身体を御自愛いただき、くれぐれもこの新型コロナウイルスに感染しないようにお気をつけいただき、また元気にお会い出来ますことを心よりお祈り申し上げます。

追伸事項:EO水(次亜塩素酸電解水)の詰め替え等をご希望の患者様につきましては、上記の時間に取りに来ていただければ、通常通りにお渡しいたしますので、遠慮なくお声掛け下さい。よろしくお願い申し上げます。

医療法人 仁真美会 いいはしデンタルクリニック
   従業員一同

緊急事態宣言に対する基本休診の対応について」への1件のフィードバック

  1. 昨晩は夜遅くにお電話に出て頂いた患者さんに感謝申し上げます。21時30分が電話をかける限界の時間と考え、その時間を超えてしまった患者さまにはお葉書を作成しました。従業員は22時過ぎまで残ってくれて、対応してくれました。
    電話先で患者さんから、温かい励ましの言葉を多くいただいたと従業員から報告がありました。心より感謝申し上げます。
    今までは、私と従業員がいいはしデンタルというチームメンバーであると思っていましたが、実際は患者さんも私たちと一緒のチームメンバーだったと、みんなでOne Teamだったんだ、と改めて気付かされました。
    患者さんのご協力無しに、医療資源をコロナ最前線へ供給することは難しいです。
    患者さんの予約の延期へのご協力が、コロナ治療最前線に良い効果をもたらすことを信じて疑いません。

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